週刊少年ジャンプで連載中の『カグラバチ』。
この記事では主人公・六平千鉱(チヒロ)にフォーカスして、その性格や能力について紹介していきます。また、みんな気になっているチヒロの右腕についても考察します。
この記事を読むと、チヒロについて詳しく知ることができます。これからのカグラバチがもっと楽しくなること間違いなし!ぜひ最後までご覧ください。
チヒロのプロフィール
出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ2023年49号(集英社)
名前 | 六平千鉱(チヒロ) |
年齢 | 18歳 |
誕生日 | 8月11日 |
特徴 | 妖刀「淵天」の所有者 |
本作の主人公である六平チヒロ。
かつては父のもとで刀匠を志していましたが、3年前の事件で父の命と6本の妖刀を妖術師集団・毘灼に奪われ、復讐の道に走ります。
左のこめかみあたりにある傷は、この毘灼の襲撃の際につけられたものです。治すこともできるようですが、復讐の気持ちを忘れないためにそのまま残しています。
真面目で冷静な性格のチヒロ、しかし熱い一面も。
チヒロは主人公らしい真面目な性格です。
第1話では父のごはんを作ったり、勉強をしているような姿も。このほかにも掃除や洗い物、金魚の世話までやっていたようです。
出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ 2023年42号(集英社)
第3話では料理を運んできた蕎麦屋の店員に感謝を伝えるシーンがあり、礼儀正しさが伝わってきますね。
戦闘中は淡々と敵を斬り、その冷静さで駆け引きにも優れています。一方で、悪人が刀を振るうことに対して怒りをあらわにするなど、感情的になる一面も。
出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ 2023年42号(集英社)
「悪を滅し、弱者を救うために刀を振るう」という父の教えが、チヒロのなかで確固たる信念となっています。
その手で振るうは亡き父の遺作――7本目の妖刀「淵天」
出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ 2023年42号(集英社)
チヒロが武器として使うのは、父が命に代えて遺した7本目の妖刀「淵天」。その能力は多岐にわたります。
涅(くろ)
斬撃を飛ばす技である「涅」。人や建物も真っ二つにするほどの威力を誇ります。攻撃範囲も広く、複数の敵をまとめて斬るシーンもよくみられます。
涅・千(くろ・ちぎり)
威力を犠牲に素早い攻撃を可能にした「小さい“涅”」、その群れが「涅・千(くろ・ちぎり)」です。14話にて、傷を負い追い詰められたチヒロが淵天の本領に達し編み出しました。
大量の「涅」を出すため玄力の消費は増えますが、肉体に負担をかけることなく高威力の斬撃を可能にしています。
猩(あか)
「猩」は敵の妖術を吸収する技。吸収した妖術は保持され、カウンターとしてその妖術を放つことができます。対妖術に特化した防御能力です。
錦(にしき)
全身に高密度の玄力をまとう身体強化技、「錦」。スピードとパワーを大きく底上げしますが、全身に高い負荷がかかります。
妖刀について知りたいかたは、こちらの記事もチェックしてみてください。
頼れる仲間に敵対組織。さまざまな人物関係
主人公であるチヒロは、物語を通してさまざまな人物と出会います。
主要な関係者 | チヒロとの関係 |
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六平国重 | チヒロの父。日本一の刀匠として尊敬の念を抱いており、父の信念を知らしめるため妖刀を振るう。 |
柴登吾 | 父の旧友。チヒロとともに行動し、復讐の手助けをしている。チヒロと強い信頼関係にあるが、反抗されることもしばしば。 |
シャル | 護衛を依頼してきた少女。最初こそ依頼主と護衛という関係だったが、双城編を通して関係を深め、お互いに「守りたい」「助けたい」存在になっていく。 |
双城厳一 | 妖刀「刳雲」を持つ、物語最初の強敵。妖刀を作り上げた国重を崇拝しており、『国重の信念』をめぐってチヒロと激突する。 |
漣伯理(ハクリ) | 漣家との接触のため裏社会の人間を襲撃していた際に、偶然出会った青年。ハクリはチヒロに二度命を救われ、チヒロはハクリの言葉によって確固たる意志で妖刀を振るえるようになった。 |
香刈緋雪 | 神奈備からの刺客。淵天を巡ってチヒロと衝突するが、楽座市開幕後は”全部”を為し遂げるため協力関係となる。 |
右腕はシャルが治した?
双城との戦いで右腕を失ったチヒロ。しかし、第27話にてその右腕が治っている描写がありました。
チヒロの右腕は治ったのでしょうか?
結論から言うと、チヒロの右腕は治ったようです。包帯のようなものが巻かれておりまだ万全ではないようですが、ちゃんと動かせてはいます。
出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ 2024年13号(集英社)
どうやって治したのかは描写されておらず正確には不明ですが、第22話で治癒の練習と思われるシャルの発言があり、シャルが治癒に成功したのだと思われます。
今後の回想などで詳細が描写されるのに期待ですね。
まとめ
今回は、六平チヒロについて紹介しました。
この記事の内容をまとめると、次のとおりです。
チヒロについてよくわかったのではないでしょうか?
カグラバチは現在4巻まで発売中。単行本未収録の最新部分では、ここでは紹介していないチヒロの過去にも触れられています。気になったかたは、ぜひ週刊少年ジャンプ本誌で読んでみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。