【カグラバチ】衝撃の第57話!判明した事実からの考察と今後の予想

カグラバチ

この記事は『カグラバチ』本誌最新話までの内容を含みます。未読のかたはネタバレにご注意ください。

週刊少年ジャンプで連載中の『カグラバチ』。

本日発売の『週刊少年ジャンプ 2024年50号』に掲載された第57話が衝撃の展開となっており、SNSでも複数のワードがトレンド入りするなど大きな話題となっています。

この記事では、そんな『カグラバチ』第57話崩壊で判明した情報の整理と、それを踏まえた考察・今後の予想をしていきます。

この記事の内容
  • 第57話で判明した情報は?
  • 判明した情報で考察できることは?
  • 今後の展開はどうなる?

この記事を読むと、『カグラバチ』第57話についてよくわかります。これからのカグラバチがもっと楽しくなること間違いなし!ぜひ最後までご覧ください。

昼彦が「酌揺」の契約者に。漆羽はどうなった?

出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ2024年41号(集英社)

第57話で最も衝撃的だったのは、やはり『昼彦が妖刀「酌揺」の新たな契約者になったこと』でしょう。

ラストシーンで、昼彦の妖術で飛んでいた折り紙がただの紙に戻ったことと、「酌揺」の能力によって芸者の形をした玄力反応が現れていたことによって「酌揺」との契約が表現されていました。

《妖刀の契約と契約者の妖術》
妖刀と契約を結んだ場合、その契約者が元来持っていた妖術は失われることがチヒロの口から語られている。

以前の話で上空に浮かぶ「酌揺」と「飛宗」の描写がありましたが、それはこれらの妖刀が契約可能になった際に昼彦が即座に契約を結ぶためだったようです。

「酌揺」の新たな契約者となった昼彦。では、もとの契約者である漆羽はどうなったのでしょうか?

漆羽は死んだと言われる理由、カギになるのは「命滅契約」

出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ2024年40号(集英社)

第57話を読んだ読者のあいだでは「漆羽は死んだ」と言われています。それはなぜなのでしょうか?

そのカギになるのが「命滅契約」です。

《命滅契約》
妖刀の所有者の命が尽きない限り、その所有者以外の人間が妖刀を使っても力を発揮することができないという妖刀のシステム。

このシステムによって、「酌揺」の能力は契約者である漆羽しか発揮できない状態でした。

しかし、今回の話で昼彦が「酌揺」の能力を発動させ命滅契約を結んだことが描写されたため、もとの契約者である漆羽と「酌揺」の命滅契約が解除された、つまり漆羽は死んだのではないかと言われているのです。

一応、「命滅契約を解除できる“なにか”を毘灼が作り出しただけであって、漆羽は死んではいない」という可能性も0ではありません。実際、漆羽が死んだ直接的な描写はまだされていません。

漆羽の身に何があったのか、生きているのかどうかはおそらく次回の第58話で描写されるでしょう。注目です。

「酌揺」まとめ
  • 昼彦が「酌揺」の能力を発動。
  • 「命滅契約」により漆羽しか「酌揺」を使えないはず。
  • 漆羽と「酌揺」の命滅契約が解除された。つまり死んだ?
  • 生きている可能性もわずかながらある。
おさ田
おさ田

漆羽さん、好きなキャラだったのでとてもつらいです…

また、妖刀の設定について詳しく知りたいかたはこちらの記事もご覧ください。

座村の裏切り――毘灼との協定とは?

出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ2024年43号(集英社)

読者に大きな衝撃を与えたもうひとつの情報が、「座村の裏切り」です。

昼彦の口から、座村と毘灼の統領・幽が3年前に協定を結んだこと、そして座村が「妖刀の契約者こそ死ぬべきだ」と考えていることが告げられ、座村が毘灼側の人間であることが示唆されました。

協定とは何なのか、なぜ妖刀の契約者である座村自身が「契約者こそ死ぬべき」と考えているのか、詳細はまだわかっていません。

しかし、この情報によって、漆羽の身になにかあったのは座村によるもので、以前の話で幽が言っていた慚箱襲撃の「切り札」が座村のことを指していた、というところまでは考察できます。

ただし、座村の裏切りに関しては昼彦の発言によるものでしかなく、座村本人による裏切りの描写はまだされていません。裏切りがミスリードである可能性もまだ残っています。

座村が本当に裏切ったのか、次回の描写に注目ですね。

座村まとめ
  • 毘灼統領・幽と3年前に協定を結ぶ。(詳細は不明)
  • 「妖刀の契約者こそ死ぬべきだ」と考えている。
  • 幽が言っていた「切り札」は座村のことを指す?
  • 直接の描写はまだ。次回に注目。

“剣聖は守るべき英雄ではないのか?”

出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ2024年12号(集英社)

昼彦との会話でチヒロのなかに湧いた疑問、「剣聖は守るべき英雄ではないのか?」。

楽座市編で見た妖刀真打「勾罪」の人を救う力とは思えない姿と、京羅のなかに感じた別の人間の存在に、剣聖を英雄視することへの違和感をチヒロは感じました。

剣聖をはじめとした妖刀六工の契約者たちの斉廷戦争での活躍や動向は、まだ詳しくは描写されていません。

はたして、本当に剣聖は守るべき英雄ではないのか?今後の過去編などで斉廷戦争の真相が明らかになる日が来るのを楽しみに待ちましょう。

剣聖まとめ
  • チヒロのなかで剣聖への違和感が生じた。
  • 契約者や斉廷戦争についてはまだ描写が少なく謎が多い。
  • 今後の過去編に期待。
おさ田
おさ田

契約者を取り巻く謎は、この所有者暗殺編の重要な要素となりそうです。

今後の展開はどうなる?

最後のチヒロのカットをよく見ると、チヒロの周りに「ポココ…」という音とともに黒い泡が出ているのがわかります。

もうお気づきのかたもいると思いますが、これはハクリが「蔵」の能力を発動する際に現れる泡です。つまり、ハクリが蔵の能力を使ってチヒロを移動させようとしているのではないかと予想できます。

しかし、ハクリは「飛宗」を移動させたことですでに満身創痍のはず。ハクリはいまどうなっているのか、そしてチヒロはどうなるのか。次回の第58話が楽しみですね。

まとめ

今回は、『カグラバチ』第57話で判明した情報とそれを踏まえた考察・予想を紹介しました。

この記事の内容をまとめると、次のとおりです。

まとめ
  • 昼彦が妖刀「酌揺」の新たな契約者に。
  • 昼彦から語られる座村と毘灼の繋がり。
  • 座村の裏切りによって漆羽が殺された?真相は次回。
  • 剣聖は守るべき英雄ではない?
  • ラストのチヒロのまわりにはハクリの能力よる泡が。

第57話で判明した情報についてよくわかったのではないでしょうか?

新たな情報が続々判明し、かつてないほどの盛り上がりを見せている『カグラバチ』。これまでの描写が伏線になっていることも多い本作、ぜひ一度読み返してみてはいかがでしょうか。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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