週刊少年ジャンプで連載中の『カグラバチ』。
この記事では楽座市編で登場する漣伯理(ハクリ)にフォーカスして、そのプロフィールや能力について紹介します。また、今後のハクリについても考察します。
この記事を読むと、ハクリについて詳しく知ることができます。これからのカグラバチがもっと楽しくなること間違いなし!ぜひ最後までご覧ください。
ハクリのプロフィール
出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ2024年11号(集英社)
名前 | 漣伯理(さざなみ はくり) |
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 3月27日 |
特徴 | 漣家当主・漣京羅の実子 |
裏社会の競売「楽座市」を取り仕切っている漣家。その当主・漣京羅の実子が漣伯理(ハクリ)です。
当主の実子でありながら漣家から勘当され、楽座市を潰すべくチヒロに協力します。
ハクリは正義感の強い性格。感情的な一面も。
出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ2024年13号(集英社)
ハクリは正義感の強い性格です。
登場回でヤクザに攫われそうになっていた女の子を庇ったり、チヒロvs緋雪で緋雪の攻撃に対して身を挺してチヒロを守ったりと、後のことは考えずに身体が動いてしまうタイプ。
涙を流すシーンも多く、クールなチヒロと対称に感情が表に出やすい一面も見られます。
妖術が使えない“落ちこぼれ”のハクリ。しかし――
エリート妖術師の家系である漣家に生まれたハクリでしたが、なぜか妖術がまったく使えませんでした。
しかし、楽座市での戦いで覚醒し、2つの妖術を使えるようになります。
妖術①:威葬
出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ2024年24号(集英社)
「威葬」は、漣家に伝わる妖術です。
能力はシンプルで、構えた手の先から衝撃波を繰り出します。
単純に相手に対して放つだけでなく、衝撃を利用して自身の移動に使うこともできます。
妖術②:蔵
出典:外薗健『カグラバチ』|週刊少年ジャンプ2024年28号(集英社)
漣家初代当主の妖術である「蔵」。きわめて特殊な妖術で、威葬が血によって受け継がれるのに対し蔵は儀式によって代々継がれてきました。
現在の当主・京羅が受け継いだ初代当主の「蔵」、それと同じ能力を持つ「蔵」をハクリも発現させたのです。
“2つの妖術を体内に宿す妖術師”は妖術界全体でもほとんどおらず、京羅も“初代当主のような天才でないと不可能”と言うほど。落ちこぼれだったハクリは、実は“初代以来の天才”だったのです。
ちなみに、ハクリが長らく妖術を使えなかったのはこの「蔵」の保持に玄力を使っていたためです。「蔵」の存在に気づいてからは、威力を伴った「威葬」を放てるようになりました。
仲間、敵、そして家族――ハクリの関係者たち
六平チヒロ | 二度も命を救ってくれた恩人。楽座市編では彼から貰った役割を全うし、己の価値を証明するべく奮闘する。 |
漣京羅 | 実父。ハクリのことを“出来損ない”と考えており、「もはや繋がりなどない」と言うほど。 ハクリとしては、父の意志に反する行動を取りながらも子として実の父に認めてほしいと思っている。 |
漣宗也 | 実兄。落ちこぼれであるハクリを異常な形で愛しており、その愛情を虐待で表現し続けてきた。 |
柴登吾 | チヒロの同行者。ハクリに妖術の使い方を助言しており、その助言もあってハクリは妖術を使えるようになった。 |
氷の肌の女 | 楽座市の商品として囚われていた女性。虐待を受けたハクリの傷を癒していたが、最終的にはハクリを騙して自死を選んだ。ハクリが漣家から勘当され、楽座市を潰そうと考えたきっかけ。 |
ハクリの今後はどうなる?
ハクリの今後がどうなるかの考察ですが……
4巻時点では何も言えません!(笑)
単行本未収録の部分でハクリに大きな変化があるので、単行本収録話の情報のみで話すのは少し難しいです。
以下の折り畳みのなかで単行本未収録部分の情報を含む考察をおこなうので、ジャンプ本誌勢のかたはよければ見ていってください。
考察:ハクリは「蔵」の能力を失う?
「飛宗」の転送に成功したハクリですが、無理して蔵の能力を使ったためすでに満身創痍です。
ここからさらに蔵の能力を使うとなると、大きな後遺症が残り蔵の能力が使えなくなるということもあるでしょう。
ハクリの蔵はかなり強力な能力であるため、メタ的な観点からも今後どこかで使えなくなる可能性はあると思っています。ハクリには威葬もありますからね。
妖刀の契約者になることで能力を失うのではないか、という考察も目にしましたが……漣家では剣術の教育もおこなわれているのでしょうか。
【2024年11月19日 追記】
第58話のラストでチヒロを転送する姿が描写されました。
「飛宗」転送後に応急処置は済ませていたものの、限界に近い状態での能力の使用だったように見えます。
今回の件で、後遺症が残ってしまう可能性がさらに上がったと言えるでしょう。
まとめ
今回は、漣伯理について紹介しました。
この記事の内容をまとめると、次のとおりです。
ハクリについてよくわかったのではないでしょうか?
カグラバチは現在4巻まで発売中。単行本未収録の最新部分では、ハクリの新たな一面も見ることができます。ぜひ週刊少年ジャンプ本誌で読んでみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。